インド映画の『ビジョン』を再生したつもりが、なぜか本作を再生していて、ほとんど中盤まで気付かなかった…長尺を覚悟で観始めたのに、あっちゅう間に残り30分切っていて、こりゃ…間違えたなと。『一致』ってなんだい⁈って感じでした。
まあまあってとこ。
ビジョンと思って観てるから、言うほどおもしろくないな…とすら思ってしまった。ごめんね。
インド系イギリス人の小説家ビクラムは、妻殺しの容疑で捕まった。…というか、殺してないのに、インド警察の杜撰な捜査で捕まっちゃう。
ビクラムも殺してないんだったら堂々としてればいいのに逃げちゃう。それがいけなかった。警察の追跡から逃れる途中、ある家に辿り着き、その家の女性マヤに助けを請う。
ところが、その家では
もう一つの事件が起きていた。
ビクラムは万事休す。
本作は、警察に取り調べを受ける容疑者ビクラムと、参考人のマヤの事件に関する供述を再現しながら進んでいく。
果たして事件の真相は⁈
ビクラムは人殺しなのか
愛する妻を殺したのか！
二転三転する物語である。
ポイントはムンバイの雨季と
魔性の女マヤである。
とはいえ、そこまで面白くはなかったかな。ビクラムが書いた小説のネタ元の女性が実名を晒され自殺した…というくだりはショッキングだったので、それがどう絡んでくるんだろ…と期待してたけど、絡んでこなくてガッカリしたなあ。
しかもビクラム、その亡くなった女性の父親から訴訟を起こされていたから、余計にどうなるんやろと思ったけど、結局、何にもなくて拍子抜けだったな。
振り返ると、警部補ひとり、気を吐いてました。だだっ広い空港内を走り回っていたし、唯一の正義漢でした。
