このレビューはネタバレを含みます
アントマンは親愛なる隣人というか、ご近所ヒーロー感が良かったのに3作目となると世界観がデカく(量子の世界だけどw)なった印象。ブラマヨ小杉が吹き替えするルイスの一人語りも好きだったのに今作登場なし…寂しい。
征服者カーンが“本格”登場。ただ意外と肩透かしで“1人”だけだとそれ程強くはないのかな。本国アメリカで人気らしいモードックは初の実写化なのに、あの扱いで良かったのかも疑問。
キャシーは基本的にはアントマンと同じ能力っぽい。ワスプが飛べるように、キャシーオリジナルの能力の描写がなかったので目新しさは感じられず…向こう10年のMCUのために無理やり登場させた感は否めず。
あと舞台が量子世界になった影響でアントマンらしい描写がうまく機能していない。実社会だからこそ周りにあるもの(車とかビルとか)と大小比較できるから面白いのに。デカスコットとデカキャシーがハグするシーンは声が野太くなってるから2人が巨大化してると分かったけど声が普通のままだったら恐らく気付かない。
エンドクレジット後にロキが出てきます。ドクターストレンジ・マルチバースオブマッドネスにも当てはまりますが最近のMCUはディズニープラスの配信ドラマ見てないと「なんでこの人いるの?」とか「あのセリフの意味って何?」とサブスク未加入者には不親切な映画になりつつある。このやり方だと今以上にファンが増えないのではと危惧せざるを得ない。となりの韓国に比べてアメコミファンが少ない日本だと特に…