このレビューはネタバレを含みます
出演者の演技が良くて涙腺刺激されそうになったけど、冷静に考えると石原さとみの役は“自分の幸せ”のために周りを巻き込んでいるようで、冒頭のナレーションで言われていたように「目的のためなら手段を選ばない魔性の美女」。
病（たぶん癌）で子供が産めなくなり再発して亡くなってしまうのは可哀想なんだけど、子供ほしさや治療費、ピアノ代などの金銭的事情から、男3人が手玉に取られてるようで痛々しくもある。
中盤にある、遊園地で大森南がブラジルへの移住を打ち明けるシーンで石原さとみの「自分の都合を押し付けるのが家族なら解散する」とのセリフがあったが、それは自分にも当てはまるのでは…
