藁にもすがる獣たちのMMMのネタバレレビュー・内容・結末

ストーリーは、大金をめぐって人が殺しあうミステリーでどこにでもありそうな感じ。ただちょっとした演出とかが面白かったり、残虐だったり、怖かったり、ハラハラドキドキするような場面もあってとても面白く見れた。ミヨン？の彼氏？が、間違って旦那を殺してしまったあたりからグッと面白くなった。パラサイトのおじさんがいい味出してる。あのおじさん今まで見た韓国映画のほとんどに登場してる。間違って人を殺してしまって、怯える彼氏を車でドーンは衝撃的だった。女って怖い。さらに女社長を呼んで、その社長がさらに怖い。ラッキーストライクのタバコでダンプカーに跳ねられずにすんだ男が、タバコ買いに行ったせいでダンプカーに跳ねられるのはなんかもう…。追いかけられてた男に殺されるんじゃなくて、ただのダンプカーなのがなんというか、はあ、、、って感じだった。女社長とヤクザが警察のふりして風呂屋の男のところに行った時、あそこで正直に謝ってお金返してれば家は燃えずに済んだのか。そして醜い殺し合い。やっぱりここでも怖いのは女社長。めっちゃカッコよくてクールだったけど。そして大金を手にしたものはやっぱり命を狙われて、やばそうな匂いプンプンの包丁男に殺される…あのトイレで電話してたおばちゃん。鉢合わせしなくてよかったね…。そして個人的にめっちゃ好きなオチ。風呂屋の奥さんがロッカーの鍵拾う展開…！！！もしかして落とし物として届けるかなー？ほんで落とし主見つからなくて全額手にしたりする？正直者が得するみたいな話？って色々想像してたけど、あの感じやとまた色々波乱が巻き起こりそう。人間あんな大金手にしたら正直ものでなんていられないってことだな。人間の愚かさを感じる映画だった。