あちぴろ

藁にもすがる獣たちのあちぴろのレビュー・感想・評価

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
3.8
かなり有名どころのキャストが並ぶ、豪華な作品。さらに、10億ウォンが入ったカバンの行方を追う作品とあるので、楽しみにしてた。

どいつもこいつもクズだらけ。
どいつもこいつも闇金の様なドゥマン(チョン・チャンシク:バガボンドなど出演)にお金借りすぎ。ヨンヒ(チョン・ドヨン)の手のひら返すあの電ノコってどこを切り落としてたんだ?!怖あぁ。平手打ちされたら、ビール瓶で頭をかち割る「正当防衛」にスカッとする。

強いて言うなら、最後のあの人だけはまじめに生きてきた訳で、あの人がそのままうだつの上がらない旦那と、ボケてるくせに嫌味ばっかり言う姑を捨てて自由な暮らしをしてくれたらハッピーエンドだったろうな。

ドヨン姉さん、今回もセクシーな衣装でドキドキしたけど、あっさりベッドシーン終わって、チッ( ・౪・) となったよね、いやホント。

「私たちのブルース」のパク・ジファン(デメキン)、「ある春の夜に」のキム・ジュンハン(DV夫)、「賢い医師生活」のシン・ヒョンビン(DVを受ける妻)など脇を固める人たちもあちこちで見る人たちの楽しみがあった。

日本円にして1億円が入ったバッグを見つけたらどうする?とせなおに聞かれ、迷わず「ネコババします」と答えたけど、結末まで観るとちゃんと生きてないと手にすることは出来ないんだなぁと。笑
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