これは、素晴らしい。
リアルな出来事と、それを描いたTTBの間で交差しつつ、話が進んでいく形式。ミュージカルでであり、伝記映画でもある。
ジョナサンラーソンという人間が本当にわかる映画だったと思う。適当なところはあっても芸術に対して強いこだわりをもち、わがままで自己中心だけど過ちを認め周囲の人たちを大事にできる、そしてなによりも自分が大事と思う人たちに認められた時の可愛らしい笑顔(キャスティング大事)。夢を追い続けること、これほど言うは容易く行うは難しなことがあるだろうか。結局彼を支えたのは芸術家としてよ自負やプライドだったのではないだろうか。負けてもいいかな、いや、負けてられるか、と。
アンドリューガーフィルドがこんなにも素晴らしい俳優さんとは知りませんでした。彼が全身全霊をこの役にかけているように感じました。素晴らしい。