RENTを映画で観たのは何年も前のことだが、たしかに「時間」はキーワードだったと思う。病に冒されて若い命を失う登場人物もいた。たしか、エイズだった。そんなRENTの作者ジョナサン・ラーソンが主人公の話。夢がかたちにならない焦りから「俺はもう29歳なんだよ、明日には30歳になってしまうんだよ！」と、友人にフラストレーションをぶつける。その友人は言い返す、「僕はHIV陽性だ」と。
まるで時限爆弾に急かされるかのように、短い生涯を駆け抜けたジョナサン・ラーソン。彼が次々に創り出した作品は、どれも「自分自身の物語」だったとわかる。
なんだ、アンドリュー・ガーフィールド歌えるんだ、ってみんなに言われたらしい。アンドリュー・ガーフィールドがインタビューで言ってた。アンドリュー・ガーフィールド、どうやら歌えるらしい。上手かった。
