こういう紆余曲折夢追いストーリーにめちゃくちゃ弱いので当然の如くくらっているわけなんだけど…世間体と夢との天秤って普遍的なテーマだけど、マンネリせずに面白いものが生まれ続けるからすごい。前衛的で理解されないとか、身の回りのことを作品にしてみなよとか、どっかで聴いたことある話を振りかざされまくる作品なのに見易さ以上のミュージカル演出がすばらしく、なんか観ててうるっときちゃったや。
試聴会での出来立てホヤホヤ曲が恋人スーザンと重なる演出と、来られなかったスーザンとの最後の会話（「何かアイデアはあるの？」「幾つかの疑問だけ」「いいスタートね」）がよかったな〜 仲直りしかけたハグの「いま曲にしようとしたでしょ」の破壊力たるや。
そして、アンドリューガーフィールドの回帰劇。アメスパ2本の低迷期を越えて、こんなに歌える俳優とは知らなんだ。素晴らしかった。
