ラーチャえだまめ

ブラックアダムのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ブラックアダム(2022年製作の映画)
4.0
『彼が壁を壊しているのではない。壁が壊れにいっているのだ。』





「“万物の理論ガン無視”映画だった件__。」



とにかく観ていて清々しい_____ドウェインの首周りの力コブ、、、、あいや「破壊力」。ついに彼は人の子を超えた……?開始早々5000年の眠りから覚めたかと思えば人類、大量破壊兵器、いや“重力”をも“彼の前では頭を垂れる存在でしかない?”登場開始1分で敵さん涙目のあまりに“お話にもならない”ブラックアダムの圧倒的パワーにため息すら出てしまうドウェインさん演じてる間さぞ気持ちが良かったんだろうなぁ〜。 


振り返れば今年のアメコミ映画……と言うかDCのライバル関係のMCU映画が暗過ぎた(ちなみに来年上半期もその流れで来そうな予感…)シリーズ通して「死」を連想させる内容で、素直に手を叩いて喜べるような内容じゃなかった。そこへドウェイン流「後味何も残らない系脳筋ヒーロー」映画を今年のトリにブチ込んできたことが?結果的にアメコミ映画全体の救済処置として大いに貢献しているのではないかと。いやいや、一昔前みたいな「中身なしヒーロー映画」なんて「そーゆーのもう今更過ぎて既にお腹いっぱいなんだよ」という観客もいるでしょう。それは私も同感です。しかしドウェインはこう言うのです「オレはまだ“やっていない”」と。そして我々観客の口に無理やり「いいから黙って食え。」とサンチュに巻いた焼肉という名の「王道」をブチ込んできました……。



↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact
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