ついに5000年の時を経て復活した破壊神・テス・アダム。
深い憎しみを持っていたアダムは目につく敵対するものを破壊しようとするが、復活させたアドリアナとその一行と接する内にある変化が起ころうとしていた...
ロック様によるヒーローオリジン作品で、とにかくパワー！パワー！パワー！でめちゃくちゃパワフルな作り...やはり暴力は全てを解決する...
残念ながらダークヒーロー感は一切無い。
予告にある様な「なんか復活したやばいおっさんvs人類」ではなく、あからさまな善vs悪の構図だったのが個人的にはあまり響かなかった。
よく言えば地に足ついたヒーロー作品、悪く言えばありきたりといった印象で能力+イカれた身体の強度のヒーローがバカスカ出てくるのもオリジンものとしては軽さを感じたし、子供との掛け合いや子供が絡むシーンは規模や危険性が異次元すぎるのでバランスガタガタで蛇足だったなぁ...
ロック様の肉体美やアクション、無敵っぷりを感じるには十分笑顔になれるが、ロック様の作品ではなくヒーローチームアップの話だったのが本当に良くない。
ただ、その地に根付いた伝承や地元魂みたいなものを描いていた所はかなり好き。
何千年前の悪性と再びマッチアップする展開やブラックアダムの過去表現がとても良いので今後が気になるわね...
もっとブラックアダムが見たかった...周りはどうでも良い、ブラックアダムを見せてくれ...！
