マーゴットロビーが美しすぎて語彙力を失う。振り切った演技の際の表情はもうハーレイクインなんよ。
チャゼル監督の映画愛がひしひしと伝わる。
舞台は1920年代。ハリウッドのイカれた最盛期。金満、酒、肉欲、コカイン、全てが詰まったこの時代。と同時に、映画はサイレントからトーキーへの移行期という目まぐるしい時代。
サイレント映画のスーパースターと、
スターを目指す駆け出しの美女優と、
映画の魅力に取り憑かれた若手製作者。
ストーリーやオチは割と取り留めのない映画ですが、ラストの締め方だけはちょっとズルい。映画好きの方なら皆同じ気持ちになるはず。
登場人物たちと同じく、映画の魅力にハマってる自分にとって、ラストの「若手製作者」の表情は今作の全てを抱擁するほどの演技でした。