ハリウッド黎明期の狂乱を描いた怪作。
コメディ/ロマンス/音楽/エロ/グロ/ホラーなどなど、要素てんこ盛りの3時間で、良くも悪くもこれというジャンルには括れない。
またストーリーも3人の主人公をメインにした群像劇で、何が何やらカオスでとっつきにくいです。
チャゼル監督お得意のクライマックスシーンでは、時代を変えた数々の名作が登場。
映画という、スクリーンに写された単なる光の現象に、ここまで多くの人間が苦難し熱狂してきた。その事実と、チャゼル監督自身もまたその大きな歴史の中に少しでも何かを残せたら。(正に主人公マニーが言っていたように。)
ってことを言いたいのかなぁ。などとボンヤリ。
面白いかというと微妙なんだけど、映画ファンとしては見て良かったとは思う。
