サイレントからトーキーへハリウッド最大の変遷の時代。その中で栄光を掴んだ者、失った者の話。
「スクリーンの役者は時代と共に入れ替わる」
3時間120%の熱量でぶっ飛んでる作品。
テーマとして何かを伝えたいとかは正直無いと思います。
クレイジーな時代を描きたいのか、ハリウッドスターの末路を描きたいのか、はたまた映画のDNAを見せたいのか、よく分かりませんでした。
3時間飽きずに見れたし、楽しかったのは間違いないです。ただ感想となると難しい。一つ一つのシーンを切り取れば、良いところはたくさんあるけど、全体通すとなんだったんだろうってなる。不思議な作品でした。
撮影シーンと、後半時代についていけないことを受け入れたジャックのシーンが好きでした。
この監督さんは脚本を誰かに任せて画作りに集中すれば絶賛される気がするんだけどな。