ume0214

バビロンのume0214のネタバレレビュー・内容・結末

バビロン(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

有料BS録画視聴。R+15修正版
ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー出演
1920年代のハリウッドをモデルにした栄枯盛衰を描くコメディ映画

1926年メキシコ青年のマニーはハリウッド重役のパーティーのスタッフ。
パーティーで女優志願のネリー(マーゴット・ロビー)と知り合い、同じく知り合った大スター・ジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)の付き人になる。ネリーは一気にスターへの階段を駆け上がる。
1927年になるとトーキー映画が発明されジャック・コンラッドは声のせいで人気を失い自殺する。ネリーも順応できずに麻薬中毒になりギャングとトラブルを起こす。プロデューサーになっていたマニーは彼女をメキシコに逃がそうとするが途中で姿を消し亡くなる。
1952年映画界から離れていたマニーは「雨に唄えば」を見て昔を懐かしみ涙する。

冒頭のパーティーシーンで1920年代が退廃と堕落の世界だと分からせてくれる。
やがて30年代になるとモラルの時代とトーキーの時代になり順応できないものは消えていく。
当時の映画事情や「雨に唄えば」は知っておいたほうが良いかも。
映像的にはインパクトあるシーンが多いし音楽も印象に残るが…。
同じブラピが出ている60年代ハリウッドを描いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の方が上手いと思う。
いきなりインド象ウンチぶっかけ。
アメリカ人のゲロ好きは異常。
3時間と長いがギャングの描写は余計でしょ。

ジャック・コンラッドのモデルはジョン・ギルバート。サイレント映画の大スターだったが声のせいで人気を失くしアルコール中毒になり死亡。
ネリー・ラロイのモデルはクララ・ボウ。訛りの酷さで人気を失う。
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