“悪夢”が現実と交錯した瞬間、観客も心臓が凍りそうな恐怖に突き落とされる新感覚スリラー!
アメリカ人の、特に白人のDNAにインプットされているが如き“悪夢”を映像化することで、自他の深層心理に潜む差別を意識させることができたなら、この映画の持つ意味はとてつもなく大きい。
「マンディンゴ」を観ていただけに余計に監督の“仕掛け”にハマってしまったのだが、思い返すと様々な伏線があったことに気づき、疑問符が付いていた場面も謎が解けた。
なんか、こんなヤツいてるかもと思えてしまうのは偏見かもしれないが、アメリカの闇の深さにも思い至ったり…