役人者

キンキーブーツの役人者のレビュー・感想・評価

キンキーブーツ(2018年製作の映画)
4.5
神曲と異次元パフォーマンスの洪水に、鑑賞中のテンションが未知の領域に到達。プロの役者の凄さってやっぱり舞台が一番分かりやすい。観たあと、マット・ヘンリーとナタリー・マックイーン検索しまくった。湧き上がってくるもの全部が前向きなエネルギーと繊細な優しさに溢れてて、生きる力と希望を与えてくれる。途中から、滅茶苦茶陽気なカウンセリングを受けてる気分にもなってくる。
履く靴によって、歩き方も踊り方も残る足跡も変わる。それが如何に奇抜でも、自分でデザインした一生ものの靴を誇りを持って履くこと、そして他人と違う自分を受け入れ自分と違う他人を受け入れることが、大きなエネルギーを生み出し、一丸となって突き進むことを可能にしてくれるんだと思った。アレルギー反応示す人もいるジャンルなんだろうけど、あるがままの自分であるがままの作品を受け止めれば、ただただ最幸な時間と人生がそこにあります。
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