日本映画専門チャンネル放送分を
録画して鑑賞。
テレビ局制作映画は
無駄にいろんな役者さん出し過ぎ。
本筋が霞む。
あまり良い傾向とは思わない。
映画賞狙うわけでも無く
協賛企業の顔色を伺い
作品的盛り上げや
トータルのバランスよりも
瞬間的演出に特化した
テレビ局制作作品によくある
悪いパターンにハマった気がする。
自分の年齢的に身につまされる。
国が面倒見るのを丸投げして
自分で稼いでねって言われる世の中。
昔、赤字の宿泊施設を運営し続けて
かなりの金額を溶かした人達は
ちゃんと退職金貰って消えてった。
コメディとしては正直笑い辛い。
畳み掛ける非常事態。
松重さんが見事なお坊ちゃん。
そして
天海さんの大変さには同情しかない。
主演の天海さんと草笛さんの
演技力に救われてる作品。
50代夫婦ですが
今、人生で一番お金が無い。
長男二浪で大学に。
次男現役で大学に。
その差が一年。
連続で数百万が消えた。
一時期、本気で個人的に使えるお金が
20万切った。
まぁいろいろ考えてるので
なんとかやっていけるとは思う。
とあるシーンで
作品タイトルを叫ぶところがあるが
前後の台詞との乖離が凄い。
何故今そう叫ぶのって思った。
脚本、雑じゃない？
ラストの判断は成る程って思った。
ただ、動ける間はそれで良いが
動けなくなったらどうする？
入院費用や介護施設も
とんでもない金額がかかる。
老老介護になるとしても
自宅があった方が良い気がする。
その判断は人それぞれですが。
終活も含めて、リアルに迫る老後。
ほんとは、笑い飛ばしたいけど
笑い飛ばせないのが現実です。
2023-107
