暑い、、本当に今年の夏は暑い！！！
色々あって、なかなか映画も観に行けない日々。あーもうヤバい！そろそろ息抜きしないといよいよあかん❗️煮詰まるぅ〜と駆け込んだ本屋（最近は持ち運びできて、室内で少しずつ読み進められる本とお友達♪）にて読み始めた"墓じまいラプソディ"。お、面白い！何これ。。止まらなくなった小説の作者垣谷美雨が、今作の原作者でもあると知る。そうだ、アマプラにあったはず。
ずっと観たかったんだ、ようやく！
B級な感じではあるものの、個人的にはすごく面白かったし、身につまされたし、笑えたし、泣けた。
何より、天海祐希と松重豊夫婦がサイコーだった！そして、間違いなくMVPは草笛光子❗️他のキャストの配置も振り切れてて、なんだかイイぞ！
まだ3年程前の作品なのに、姿を消してしまったお笑い芸人もいて、時の流れの速さを改めて思う。。
高齢夫婦の配偶者の死、
一人になった親をどうするか？問題、
オレオレ詐欺、
子どもの結婚、
突然の会社の倒産、
パートの解雇、、
もう他人事じゃない事案のオンパレード！
ここまででではないものの、この1年程の間に自分達の身に降りかかった出来事をなぞっているようで、こんなことあるかいな〜とはとても思えなかった。
が、めちゃくちゃ笑えた！！
少し落ち着いたからというのもあるけれど、芸達者な役者にやらせると悲劇の茶番のような話もこんなに面白くなるんだ〜の好例！
そして、笑えるだけでなくシビアな中にもほっこり♪やっぱり家族っていいな〜っていう流れが確実にあって、心地よい着地。。
かと言って、今までの古めかしい家族像ではなく、少し進化した形なのがまた良い。
高齢の親を持つ家族あるあるが満載で、"本人確認"のシーンはもうほんっとうに笑い転げたという表現がピッタリ！楽し〜♪（ぴろぴろさん、草笛光子の変なおじさんを堪能しました！）三谷幸喜が何故ここに！笑
娘婿役の石井正則と草笛光子の歌う"♪ラストダンスは私に"で、古畑任三郎を思い出してしまったではないか！
天海祐希の役がお嫁さん（あまり好きな言い方ではないけど、他に適当な言い方が見つからないので…）だから、今の自分の立ち位置とドンピシャで、最後の最後の笑顔にはそうそう、そうでなくっちゃ！とニヤリ😏としてしまった♪
実は、、一生懸命やってもやっぱり実の娘には敵わないな、、ってちょっとしょんぼりモードだったので、元気もらったな〜
長生きも悪くない。どう生きるかはやっぱり自分次第！
お金がないと嘆くより、ある中でどうしたらいいか？を考えるのが人生の醍醐味かも！と思えた。
アラフィフ、アラカンの同年代の方にはオススメ！
（あ、でもめちゃくちゃB級です笑）
