Saako

星の子のSaakoのネタバレレビュー・内容・結末

星の子(2020年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

「暗そうな映画だけどなんか気になる」ので観に行ったけど、暗いだけでした。私はなぜ1200円払って2時間鬱な気持ちになっているのだろうと観ながら悶々としてしまった。

お姉ちゃんの存在が生かせてない。
ちひろは可愛いけれど、自分で考えようとする姿が描かれないので感情移入出来ない。

ちひろがどうしてそこまで両親を好きなのかも描かれないし、観たかった主人公の心の葛藤(両親も宗教も信じてきたけど違うのか?と考え始めるとか)は一切なく、

伏線になりそうな台詞や行動(「(集会でちひろと隣り合った男性が言った)ここやばいんじゃない?リンチされて行方不明になった奴いるっていうし」や、両親がちひろを散歩に連れ出すところ)も期待は裏切られ何も起きない。

ちひろに友達がいて、友達はいい子で大人を見る眼があったことだけが救い。
Saako

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