samyurai

星の子のsamyuraiのレビュー・感想・評価

星の子(2020年製作の映画)
3.5
愛するがゆえに、信じるがゆえに、藁をつかむ人々。

新興宗教2世という星のもと、違和感と諦観とが衝突しながら、かすれそうな心の声で安息を求める。

この星で、真っ当を装う世間との間に、自分の居場所を見つける難しさ。その時、本当に信じられるものは、家族の絆だった。

今宵も、流れ星から悩める子らが、生み落とされる。