このレビューはネタバレを含みます
これまでずっと当たり前のようにあった生活。しかしそれは、いわゆる普通とは、違っていた。あるきっかけから、宗教への過剰な信仰心が普通では無いこと、や、宗教にのめり込む親の姿の異常さに気が付き始める。そして、周囲との違い(いわゆる世の中との違い)に葛藤を抱く。初めて抱いた自分の中の変化や感情に戸惑いを隠せないちひろ。だが、家族を愛する気持ちには変わりは無いことから、環境や家族との関係性について変化することを望まない。理解するとかしないとか、受け入れるとかいれないとか、尊重するとかしないとか、そういうことではなくて。
とても難しい題材。はっきり描かれていないのが逆にリアル。
ちひろと両親は、どうなっていくのか…。父親は3人で同じ流れ星を見つけようとするが、結局本編では見つけられないままシーンが終わる。これは、今後もしくは現在のちひろと両親の間に生まれた掛け違いのようなものの暗示なのか。
権兵衛さん(朝ドラの役名)と見上愛ちゃん、出てた。
あと、何故こうも岡田くんは、性悪ナルシスト野郎が似合ってしまうんだろう…本人全然そんな事ないだろうに…同じような役が多すぎる。
