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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事のまるまるのレビュー・感想・評価

4.3
「この世界の片隅に」公開後、片渕須直監督とスタッフの軌跡と、映画がどのように受け入れられたかを追ったドキュメンタリー映画。

最近、映画観てるとストーリーが邪魔っ気に思えることが多くなってきまして、むしろ誰かの仕事風景を延々と見てるほうが楽しいんじゃないかと思いつきまして、ながら見目的でアマゾンプライムにて購入。
そしたら、ながら見どころかガン見してましたw

前作「この世界の片隅に」は僕にとっては特別な映画で、公開中に複数回劇場で観たのはこの映画が初めて。
公開後もツイッターとかで監督の動向を追ったり、ファンの方や、長期間に渡って公開してた映画館のツイートやブログを漁ったりしてました。
このドキュメンタリーは、監督の舞台挨拶、追加シーンでのテクニカルな話等、制作者側の事の他にも、そうしたファンや映画館の人たち、海外での上映の様子もフィルムに収めていて、この映画公開後も、彼らと共にその残滓を追い求めていた僕とシンクロする部分が多々ありまして、初見時にうけた、持て余し気味の衝撃が甦ってきた。


なぜラストに凄惨なシーンを描いたのか?との質問への、監督の答え。
上映館での監督とファンとで交わされた会話。
舞台挨拶の模様。
御成座、川越スカラ座、キャラメルキャンペーン。
横浜テアトル。
セーラー服おじさん
https://withnews.jp/article/f0140907000qq000000000000000W00o0401qq000010753A
僕の参加したイベントで配られてたチラシを描いてた水口琢磨。
テルさんシーンのアテレコ模様。
海外公開時の反応。


「この世界の片隅に」は、紛れもなく社会現象だったよなぁと。
気が付いたら泣けてましたw
新作映画より、むしろこっちのほうが響いてきた気がしないこともない。
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