Wata

ジョゼと虎と魚たちのWataのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)
4.0
"ノラ猫なら甘えてたらあかん。一人で虎と戦うんや。"

憧れも。
悔しさも。
全部未来への力に。



劣等感だったり自分ひとりで生きていけない悔しさだったり、結構重い感情を描いた作品なのだけど、海の描写やジョゼの部屋をはじめ作品全体のビジュアルがすごく可愛いかった〜!🌊🐠


キャラクターデザイン魅力的で、ジョゼのコロコロ変わる表情も、ヘアメイクも、人魚みたいな衣装も可愛くて素敵。✨


相手を理解しようと目線を合わせているのが印象的で、主演2人とも声優上手すぎるし、中川大志本職の声優さん!?と思うくらいの自然さ!
宮本侑芽の舞ちゃんも、さばさばアニメっぽくなくてすごくいい役です。


二人で生きることを選んで、
それでいて自立した道を歩む。

それぞれの夢に向かう勇気と、お互いへの理解が合わさった前向きなラストも素敵でした!✨
Wata

Wata