ギリシャの北マケドニアの山岳地で3年と400時間にわたり撮影された物語は、人間と自然、親と子供、厳しさと優しさ、そこに映し出される真実はユーモアに富み力強く芸術的。電気も水道もなくアンテナ📡は手づくり(これがおもろい)
寝たきりの老母と2人暮らし、自然養蜂家の女性の声はパワフルで、ハチミツの値段交渉も巧み、水場で溺れそうな蜂を助ける場面が素敵です。それに少しお洒落に気を使うところがチャーミングでした。
収穫したハチミツは“半分は自分に半分は蜂に“
自然と伝統を守ることでバランスを保っている。
移住して来たトルコ人家族の家長は生きるため家族を養うためでも、この習慣を崩してはならなかった。。
半分は土の微生物に還す自然農法と同じ！
奪われた蜂の居場所が戻るまで、途方もない時間と“孤独“を察すると胸が痛みます。
ドキュメンタリーなのにドラマのような劇的な展開にグッとくる映画でした。🐝
アカデミー賞“史上初“
ドキュメンタリー映画賞・国際映画賞2部門同時ノミネート作品
