Frengers

プロミシング・ヤング・ウーマンのFrengersのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 伝統的ともいえる視線の交錯が好意ではなく憎悪になる、という演出から「ヒートみたいだなぁ」と思っていたら、むしろ「ゲット・アウト」を通過した社会派ホラーだった。扉の扱いもまさにホラー。揺れる画面を一切使わず、フィックスで捉えた完璧な構図と画面の押し引きだけでみせるカメラがカッコよく、それと対照的ともいえる屋外でのアクションの長回しが良く、外での結婚式というラストシーンに効いてくる。
Charli XCXからSky Ferreiraまで横断するポップミュージックの使い方(Paris Hiltonのわざと古めかし使い方が面白い)、ベッドカバーからワンピースに移転したバラの柄のような美術の適格の配置と色使いも良かった。
「夜の狩人」をみてる両親ってのもなかなか。。。
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