がんばれ集中力

プロミシング・ヤング・ウーマンのがんばれ集中力のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

知らん オレは知らん 傍観者(引用)
達にも容赦なく復讐していくのが良いね!
アルとジョーにはもうあと3倍くらい痛い目に遭って欲しかったな♡


日本で世間に知られている事例なら
Wのスーパーフリー事件とか
Kの集団レイプ事件
(薬を盛っちゃうあたり、計画的なのがこの映画よりもっとタチ悪い)とか
頭が良くて将来有望な青年達(プロミシング・ヤング・マン)が、プロミシング・ヤング・ウーマン達の未来を一時的な欲求の為に容赦なく壊す。
事件そのものが赦し耐え難い。
でもその後の彼らの事を考えた事はあるだろか。被害者はセンシティブな問題ゆえ泣き寝入りするしかなく、加害者は若気の至り酒の過ち程度にしか思っていない想像通りの展開だった。日本でも性犯罪撲滅に積極的に声をあげる同性も時代の変化と共に出てきたけど、なかなか行動に移すのは勇気がいりますからね…
そんな中、キャシーが夜な夜な行う男達への成敗は身ひとつで最初どうかと思ったけど、頭はキレるし手際はいいし何より生半可な気持ちじゃない!テルマ&ルイーズのような友情物語としても泣ける。

毒々しいほどカラフルで人工的甘ったるさを感じるビジュアルが終始効いていた。パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズ(TOXICオーケストラver.)、BGMがかつてのお騒がせセックスシンボルなのもわざとなのかな。同世代の女性監督と知り親近感。



どちらかと言うとお酒は強い方だけど、嘔吐恐怖症のおかげで酔い潰れるまで呑まないという頑なな意思があって良かった。
お酒は節操を持って楽しく呑もうね!
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