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映画 えんとつ町のプペルのariiiのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
3.3
ワンデーフリーパス3本目。
このご時世ですが、親子連れが多く満席。
ずっと観たいと思っていてやっと観れた。

泣いた。。
親子の愛は泣けるね。。

「誰か見たのかよ!あの煙の向こう側を!誰か見たのかよ!誰も見てないだろ!だったらまだわかんないじゃないか!」
百聞は一見にしかず。
やってみなきゃ、見てみなきゃ、本当のことは誰にもわからない。

「お前が光を信じて上を見続けていたらよ、一緒に上を見てくれる友達が現れる。信じ抜くんだ。」
プペルとルビッチの友情もとても素敵だったな。
見た目で判断せず、心が綺麗かどうか。
その人の本当の中身に気付くのってなかなか時間がかかることだけれど、きっと初めて会ったときから不思議な縁があったのかな。なんかあるよね、そういう感覚。そういうの、大切にしていきたいなと思った。

人とズレていたり、変に目立ったりするとつまみ上げられる社会や教育の風潮があるけれど、そんなんじゃ個性が育たないし、周りに合わせて生きなきゃいけなくなる。
人の夢を笑うなんて、そんな人間にはなりたくないし、子どもたちをそんな風にしてはいけない。
結局子どもがどう育つかは、その子どもの親たちの意向や育て方で大半が決まってしまうのだから、大人の責任だとも思う。
それぞれが未来に夢を抱き、希望を持って生きていこうよ。
たとえ信じたものが違うかたちだったとしても、可能性を潰してはならないし、過程で得られるものがきっとある。

想像以上に大人が観ても楽しめる作品だった。

純粋でまっすぐなプペルとルビッチがとにかく可愛かったなあ。

レトロと近未来が融合されたようなえんとつ町の映像が綺麗で音楽も良かった。

観終わったあとはエンディングの曲が頭から離れない!
ハロハロハロハロウィン
プププププペル〜♪
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