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17歳の瞳に映る世界のnurukoのレビュー・感想・評価

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)
4.8
図らずも「プロミシングヤングウーマン」に引き続いて女性の現実を描いた作品を観た。エモーショナルな表現は排除され淡々と描かれるけれど、少女達を取り巻く環境、緊張感、寄るべなさがひしひしと伝わってきてとても胸が痛かった。原題になった「Never Rarely Sometimes Always」を答えるオータムが初めて感情を露わにするシーンは本当につらい。そして少女達の繋がりの深さ、支え合わないと生きていけない現実に泣いた。女性も男性も、そして若い人に観て欲しい。
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