『ペペ・ムヒカ』の愛称で知られるノーベル平和賞を受賞したおじいさん、ホセ・ムヒカ。
見た目はズングリムックリな可愛いおじいさん。
しかし実の所、資本主義に反旗を翻す闘争と信念のおじいさん。
誰もこのおじいさんには敵いません。
「接収」と称して、金持ちや銀行から現金を奪っては貧乏人にそのお金を分け与えていたというから驚きだ。
ずっと昔で言えば義賊みたいなことを若かりし時にやった人なのかもしれないが、やったことを考えると今の姿が信じられない。
お国柄と政治的基盤が全く違うとは言え、誰が犯罪人からウルグアイの大統領になるなんて思っただろうか。
貧困による弱者のために、引退後の私財を全て投げだすこの人に一体誰が何を言えようか。
この人が放つ言葉は、全て自らの闘争の経験から導き出されたものであるから、説得力があって、こっちはもう笑うしかない。
首脳会談時のオバマ大統領の表情が印象的だ。
立場が違えば、考え方も当然違うもの。
正直、考え方に敬服しながらも、そのようで在りたいとも、その通りだとも思わない。
ただ、彼のような考え方・捉え方が、また別の答えを探しだす上で大事な道筋となるということだ。
でも…この作品…凄く退屈だった。
たぶん日本人監督が作った作品の方が良いんだろうな。
勉強になると思って買っちゃった😅
まっ、いっか！
