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2012のぉゅのレビュー・感想・評価

2012(2009年製作の映画)
3.4
2020年 鑑賞
「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」「ホワイトハウス・ダウン」等のローランド・エメリッヒ監督の作品。公開当時は未来の話だったが、今となってはタイムパラドックスの話となった。あくまで、古代マヤ人の予言が的中した世界となる。

2009年、インドの科学者は、地球内部が加熱され流動化が進んでいることに気が付き、数年後に地球的規模の地殻変動により大破局が起きることを突き止める。2012年。イエローストーンにて個人ラジオを流しているチャーリー(ウディ・ハレルソンさん)の情報から世界の終末を知った売れない作家のジャクソン(ジョン・キューザックさん)は、ロサンゼルスに住む元妻や子供らと共に、飛行場へ行き、軽飛行機で脱出する。程なくして世界各地で、未曽有の地殻大変動が始まった...

古代マヤ人の人類滅亡説明。知らなかった... 一部信じていて、空港等が混雑したり、買い溜めの現象が起こったらしい... 自分の無知さも知った(知っていても信じてなかった思う。だってノ●●●●●スの予言も信じてなかったし、M●Rも笑いながら読んでいた。

CGが凄い。地震、噴火、津波、洪水... あらゆる自然災害の大大大大大破壊力。こうなったら、人間では何人たりとも止められやしない!
自動車や小型飛行機のシーンはハラハラドキドキの連続。まさに自然とのカーチェイス&ジェットチェイス。

変人とされている、個人ラジオDJのチャーリー。そこまで変人と思わなかった... 私も変人だからか?火山の噴火で、火の玉が飛んで来ても放送し続ける彼にの魂は、ただ変人としては表現できないはず!

こういう身の危険が迫った時の人間のエゴや本質... 絶対こういう時は必ずヒール役が登場するものだが... それをわかっていても、やっぱり怒りを覚えてしまう...

ジャクソンが主人公とされているが、ジャクソンの家族だけでなく、色々な人や集団にも焦点が当てられている。

前半のCGの壮大さ、後半の人間ドラマの緊迫感に圧倒された。

1194(20-328)
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