課長とヒロシ

グレイス -消えゆく幸せ-の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

3.0
課長(以下課):『マデアおばさん』シリーズなど、酷評されるがなぜがヒットする映画を作るタイラー・ペリー監督作品。本作もRotten Tomatoで10点満点中3.77点と、なかなかの低評価だ。

ヒロシ(以下ヒ):まあ確かに「もうちょっとやりようがあるだろ!」とツッコミたくなるところ満載ですが、ラストはなかなかのどんでん返しぶりで、個人的には好きだったりします(笑)

課:典型的な「細けぇことは気にするな!」系のポップコーン・ムービーのスタイルでサスペンスドラマを作ったらこうなる、、みたいな感じだよな。その辺は新しいと言えば新しいぞ。

ヒ:キャストも無名ですが、それぞれのキャラクターに合った配役で、リアリティはありますよねー。個人的には初めて法廷に立つ弁護士役のブレシャ・ウェッブさんの、いかにも「私何も知りません」的な演技がツボでした(笑)

課:玉石混合のNetflixオリジナルだが、本作は「0秒チキンラーメン」みたいな、いかにもジャンクなイメージを逆手に取って成功した数少ないサスペンスだと思うな。

ヒ:製作陣は大真面目に作ってるのに、結果ジャンクになってしまったみたいな痛々しさも魅力ですよねー(笑)「わりとオススメ」です!

ストーリー 3
キャラクター4
世界観   3
演出・映像 2
音楽    3
弁護士を呼べ!度99
課長とヒロシ

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