左と右の闘い!
東大の生徒達と三島由紀夫の討論。
三島由紀夫という人間に興味があったので、見てみた。
自分にとって難解な内容で全てを把握でき得るものではなかったものの、討論として非常に生産的な場であり、暴力も辞さないとされていた討論前の空気とはうってかわって、公平な対話であったという印象。
一貫した態度の中にああ言えばこう言うとユーモアが入り混じる三島由紀夫は魅力的。当時の学生達も真っ直ぐに疑問をぶつける姿は魅力的であった。
内容云々以上に熱量として見応えがあるものであった。
方向性の違いはあれど、熱量を持って対話が出来るというのは素晴らしいことだ。