Senapapa111

彼女たちの革命前夜のSenapapa111のレビュー・感想・評価

彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)
2.5
キーラ、ググ、ジェシーと気の強そうな役をやってきた3人。配役として適任だと思うが、事実に基づき更にご存命な方を演じているためか脚色的には深みがない。
今はおじさんだけどこれが起きたのは7歳の頃。全然覚えていないけど、ウーマンリブの魁となった事件としては重要で、今では当たり前の男女雇用均等法やセクハラ対策などを目の当たりにしてきた自分としては大事な行動だったんだなあと思う。
しかしながら、自分としてはウーマンリブ運動とミスワールドの抗議活動が結びつかない。ジュノンボーイコンテストが1970年代にあったら外見だけで判断してって抗議したのだろうか?自分は好きにすればとしか思えない。劇中で創始者の妻(のちの会長)が賢い女性たちと皮肉っているようにこれを利用しただけの実に頭のキレる女性たちだったような気がする。
最後に、もともとミスワールドが個人の企画のビキニコンテストから始まり水着コンテストになり、更にBBCが中継していたのは初めて知った。NHKが個人企画の美人コンテストを放送していたらそもそも抗議殺到でしょ。イギリスもすごい国だな。
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