このレビューはネタバレを含みます
父と別居中の母と暮らす、虐められっこのオーウェンと、
となりに引っ越してきた謎の少女の
哀しい恋物語。
と言えばそうなんだけど。
ひどい言い方に変えると、アビーが新しい子に乗り換える話とも言える…
少年の時に出会い、手を血に染めて彼女を守り、疲れ果て、挙句顔を焼き、彼女に血を差し出して死んで行く、『元彼』が切ない。
望んでそんな生活をしてるわけもないアビーも哀しいし、末路を知りながら、共に去るオーウェンも哀しい…
救いのない話だったなぁ…
あと、虐めとか、吐き気がする程嫌いなので、あのいじめっ子達には、喰い散らかされるより社会的制裁を下したかった。
そのあと喰い散らかされるならなお結構(