オススメ下さったおむすびさん、
ありがとうございます。
その前に観た『お名前はアドルフ？』も面白かったんだけど
この『グッド・ワイフ』にハートを持ってかれました。
まず音がいい。手拍子？それがミステリアスに心に刺さる。
原題は“良き女の子達”
少しイスパニア語をかじったことがあるので、あの原題なら意味が分かります。
半分、不愉快です。
ninaって少女の事だから。
大人になっても自分で考えない、贅沢に身を包む妻たちを皮肉った題名のように感じました。
スペインの話だと思っていたら舞台はメキシコでした。
ドレスのデザイン、肩パット、マネキン等で時代がわかります。40年近く前……
だから何なの？という感想もあると思うけれど、とにかく映画の完成度が高い。
(たぶん)メキシコの史実も一因の
経済的崩壊を、家庭規模で描いた作品です。
女同士の微妙な関係もうまく描いてます。
同じ女として笑えない部分もあり
でも
あまりにも女を馬鹿に描き過ぎてるんじゃないの？と反発したり……でもとても面白かったです。
クレカが使えなくなっても
信じたくないんでしょうねぇ、今の生活が崩壊することなんて……
贅沢に慣れてしまうと普通の生活は出来なくなるんでしょうねぇ
自分には縁がないけれど
女同士のやり取りの痛みはチクチク感じました。
