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マリグナント 狂暴な悪夢のMALPASOのレビュー・感想・評価

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)
3.5
映画『マリグナント 狂暴な悪夢』

『ソウ』の生みの親ジェームズ・ワンのオリジナル低予算ホラー。主演は「アナベル 死霊館の人形」のアナベル・ウォーリス。アナベル、アナベル。

面白かった!久々にこういうテイストのホラー観た。ネタバレになるので書けない。そこに触れるとネタバレするので予告でも伝わらない。

『ソウ』テイストも所々あるが、ジャパニーズ・ホラーの影響を感じるお『ワイルド・スピード』『アクアマン』と超大作も大ヒットさせつつ原点のホラーを製作するところが素晴らしい。何やっても上手い。漫才やコントを忘れないテレビ芸人のよう。

殺人鬼が家の中にいる俯瞰ショット。
スコセッシ監督の『タクシー・ドライバー』では、撮影監督マイケル・チャップマンが建物の屋根をぶっ壊して撮影したが、今はそこまでしなくても撮れるだろうけど、面白いカットだった。

伏線が終盤一気に回収されるので前半注意して観ておくこと。

ただ、ジェームズ・ワン監督、いまいち演技演出が上手くない。
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