ミナリのbarneyのレビュー・感想・評価

登場人物たちはほぼ韓国人で言葉も韓国語だが、とてもアメリカで評価の高い映画です。
鑑賞すると確かに納得。フロンティアスピリットはアメリカ人の根本にある精神。描かれているのはアメリカ人の歴史そのものだと思う。人物は韓国人だけど、自分たちのおじいちゃん、ひいおじいちゃんと重なるのかな。

映画自体は良くも悪くもA24スタジオって感じ。かなり退屈にも感じたけど、じっくり時間をかけて演出を積み重ねることで自分でも驚くほど感情が揺さぶられた。
すごい遠回しだけど希望のあるエンディングだったから救いがある。