なんか不思議な雰囲気を持つ映画でした。
近いと感じたのは「ギルバートグレイプ」
がなんか近いと思ってしまった。
A25とブラットピット率いるB PLANの
共同制作で行われた今作は現実と地続きの
移民の家族の絆を取り戻す作品でした。
あともう少しで上手く行けそう！
ってところで躓きまた這い上がる
ズルズルと状況は悪化していくが、、
今やアメリカの人口のほとんどは移民や
その末裔にあたる人々ばかりで今作は
移民ならではの何もない新天地から
なんとか土地に根付いて行こうとする様を
共感する作りになってました。
なので日本人としては少し共感しず辛く
また選択としての宗教への信仰という
そんな仕方があるのかとカルチャーショックを受けました。
タイトルにもある「ミナリ」のように
次の世代にも繋げる家族の絆や移民として
どう生きていくかをテーマにしていて
そこはメッセージがシンプルでラストの
終わり方もとっても綺麗でした。
またキャスト陣もいわゆるリアル感を
大事にユン・ヨジョンやウォーキングデッドでお馴染みのスティーヴン・ユァンの演技がとっても光ってました。
そんな映画。
