これが例の、ブラピ制作だけどブラピが現場に1回も来なかった映画か。(いつまで言ってんの?)
1980年代、アメリカンドリームを夢見て渡米した男と連れられてきた妻、子、手伝いに来たおばあちゃん(ハルモニ)。
そんな韓国人家族の四苦八苦を描いたアメリカ開拓の再解釈映画。
ハルモニ役のユン・ヨジョンさん良いですね。ドッグ・デイズにも出てたおばあちゃん。
彼女が登場してからグッとこの映画に興味が湧いた。
今ではすっかりおばあちゃん大好きで夜な夜な長電話をする私だが、確かに子供の頃はおばあちゃんってなんか古臭いし親と言ってること違うしたまにしか会わないのに馴れ馴れしいし、ちょっと好きになれない時期があったかも。
そんな日を思い出しておばあちゃんごめんね……となりつつ、でもそんなの全然気にしてない様子で自由に振る舞うおばあちゃんに笑いながらもジーンとしたりした。
なんというか言語化が難しいが、展開自体は大変なことの連続で割としんどいシーンが多いのに、何故か心が休まって胸が暖かくなり、涙が出てくる場面もあった。不思議な感覚だ。
どこが好きだったかと聞かれると難しいが、見て良かったと思える映画だった。ブラピも撮影現場来ればよかったのに。
結末は本当に辛いが、今まですれ違っていた家族が足並みを揃えるキッカケになったとも思う。
作中ずっと「走っちゃダメ」と言われていたデイヴィッドが、嫌いだったはずのおばあちゃんを走って呼びに行き、一緒に帰ろうと声をかける。
絶望の中にも希望はある。辛くてもふんばって生きていけば良い。
水しかなくても生きていける、ミナリのように。