煩悩

ゾッキの煩悩のネタバレレビュー・内容・結末

ゾッキ(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

皆んな1つは大切にしてる思い出ってあると思うけど、
それは別に綺麗なオチがある訳でもなくて、伏線回収とか感動エピソードとかもないものが多くて。
そういう小さい日常の話を切り取って集めた感じがした。

皆、「嘘なんてついたことないです。」って正直者の顔してるけど、本当は1つや2つは誰にも言えない秘密を持ってる。
自分の秘密を大切にしようって思えた。自分は秘密たくさんあるから長生きできそう。

個々のエピソードついての感想は、、、
・アテがないことをアテにして自転車旅に出た男性が、ひょんなことで帰る目的が出来たのが印象に残った。
自分も昔なんとなく自転車旅に出て、結局隣町まで行って旅した気になって1日で帰ったことを思い出した。結局、そんなもんなのかな。

・自分探しの旅をしていた旅人が夜見た夢、ゾッキ原作の話を詰め込んでるなと思った。オムニバスだけど全体的に話が繋がっているところが面白いと思ったが、そこだけ浮いてる感じ(?)がした。

・九条さんの口角の上げ方、眼鏡の光り方、走り方とかキモくて原作の伴くんそのまんまだった。


・原作を読んでからの映画鑑賞だったけど、時間軸が混乱した。
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