このレビューはネタバレを含みます
子供の頃に水俣病の方の写真を見た時
あまりのショックで
すごく怖かったです、
ごめんなさい。。
チッソからの工場排水の水銀が原因であること、
被害者が起こした訴訟、デモ…
恥ずかしいけれど
ぼんやりとした知識だけでした。
すばらしい作品でした
のどがカラカラになりました
会社の前で抗議する住民を押さえつけて殴る蹴る、
憤りで手が震えました。
ジョニー・デップのいぶし銀の演技、すごかった！
始め、本当にジョニデ？
って思いました。
落ちぶれたカメラマン、ユージン・スミス、
彼にそっくりでした。
何度も打ちのめされ諦めて…
大けがまでして。。
モノクロの写真の数々…素晴らしかった。
「入浴する母と智子」
この写真のことも初めて知りました。
真田広之さん、浅野忠信さん、國村準さん、加瀬亮さん…
日本人キャストの皆さんも素晴らしかった！
ドキュメンタリー作品のように事実はしっかりと伝えながら
オープニングのギターと歌、
所々流れるジャズの数々…
ビル・ナイとのやりとりなど
エンタメ要素も感じられるから
どんどん引き込まれていきました。
エンドロールに流れた
世界中で起きた公害や原発事故の被害者の写真。。。
製作者ジョニー・デップの強いメッセージを感じました。
ありがとう！
