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弱虫ペダルのfushikoのレビュー・感想・評価

弱虫ペダル(2020年製作の映画)
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白熱。もう青春!社会人という自分の立場で観て、ただただこういう青春時代が羨ましくなると同時に、自分の今の立場として喝を入れられた気分。なんと言ってもCG、スタントマン無し(技術を駆使する事が駄目という想いではなく)で体当たりの自転車レースを繰り広げることで、俳優陣から滲み出て伝わってくるしんどさや達成感、悔しさ、爽快感、楽しさ、すべてがとにかくリアルで視聴者サイドに伝わる熱量もそうだし、それこそ青春の彩りみたいなものがとても繊細に描かれていてそこが本当に感動的。私は原作未読だけど、レビューを読んでいると実写化の成功例!と言っている原作ファンを多く見かけて、その理由がかなり分かる気がする。若手俳優陣の演技もグッときたなあ。どこまでも純粋な坂道が人としてかっこいい!!自分に与えられた役割ーーすべての事をそう置き換えると少々窮屈な気も私はするけど、自分が1人で成り立つ存在ではないっていうこと、常に坂道のように大切にして生きていこうと思う。
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