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Broderskab(原題)のkazataのレビュー・感想・評価

Broderskab(原題)(2009年製作の映画)
3.0
近日公開のジェイミー(ベル)くん主演『スキン』と一緒に購入した本作DVDを鑑賞。

元軍人の主人公がネオナチグループに加入して移民排斥や同性愛嫌悪な活動を始めるんだけども、実はマッチョ的なナチズムはとても男臭くて同性愛と親和性が高くて、自ずとゲイ関係になっていく……というホモフォビア(同性愛嫌悪)な人ほど実は潜在的に同性愛的指向が強いんじゃないの?ってことを描いた物語。

まぁ因果応報的な結末(暴力の連鎖)で……そうなっても仕方ないよね。

この手の作品を見る度に思うことだけども、"多様性"が尊重されている世界だから偏狭的な価値観を持つことだって許されているわけで、だからせめて多様性を否定するような活動は止めましょうよ(じゃないとあなたの信じるその価値観も許されませんよ…)、ってシンプルなことだと思うのですが。。。
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