評価が高いっぽいし音楽が折坂悠太だし、と思い鑑賞。
全体のインディーズ感の割にキャストが豪華でした。
主人公に全く感情移入できないけど全否定はできない絶妙な人物造形でした。父になりたての大人になれない青年の話。
主人公がダメ男のまま希望のかけらもない感じで話がゆっくり進み、ダルいなあと思ったあたりで最後に印象的なラストシーンが来てよかった。
密猟の親父とその愛人ぽい人とか、なんか面白そうなキャラが出てきても一瞬で消えてしまうのが残念。
ただそもそもテレビカメラマンのカメラワークの塩梅で最悪の事態は避けられたのでは、という素朴な疑問はずっと残ってしまったな…
なんか消化不良な一本でした。