Netflixで鑑賞
パッと見るだけなら
アイルランドの田舎から一攫千金を夢見て努力を繰り返し成功した1ファイターの話。
もうちょっと深く見てみると
金を手にしたことが必ずしも幸せそうに見えるとは限らない風景がそこにある。
周りのセレブとマクレガーの噛み合わなささ。
取り囲む周りの胡散臭さ。
隠しきれない田舎のヤンキー感。
本人の中での葛藤が複雑すぎる。
コロッセオで聴衆のガス抜きとして行われてた剣闘士の戦いと本質的には変わらないUFC。
「たかが男2人の喧嘩」を大人たちが本気を出して盛り上げればここまで金が稼げる。
そう思わされるドキュメンタリーでした。
豪邸も豪華なスーツもジュエリーもなぜか乾いたように見える。
マクレガーの籠の中の鳥、井の中の蛙な感じ資本主義の犠牲者のような気がする。
本人も薄々気がついてる。
大人たちにいいように利用される子供の話なのかもしれない。
