以前から気になっていたのですがなかなか見に行けなくて配信でようやくみることができました。
工作員であるタシャは人間の意識に乗り込みその人格をコントロールしてターゲットを殺害する殺し屋だった。しかし、彼女は家族と時間を過ごせないことに悩み始める。ある日、タシャはある男の意識に乗り込み暗殺を実行しようとするが、異変が生じはじめてしまう…
すごい独特な雰囲気で展開していくSFスリラーで他人の人格にダイブする演出は独特でとても良かったです。
物語の中盤まではある男の人格とタシャの人格との「所有者」争いが主軸に進んでいき、それが後半にかけて家族との時間を思う人間らしいタシャの人格と冷徹な殺し屋であるタシャの人格との「所有者」争いに変化していく構図が上手い！
ラストの終わり方も余韻を残す終わり方で良かったです。
なんとも不思議な感覚にさせられる映画でした！
