このレビューはネタバレを含みます
題名の通り、この老紳士スパイが優しくて優しくて
関わる人全てに、その人に必要なんじゃないかなと思うような手助けをする
それは、楽しい会話だったり、ちょっと気をそらせてあげることだったり
不安で仕方ない仲間には、そっと寄り添う
予告にもあった「泣いていいんですよ」というセリフ
色々と思い出せなくてどんなにか不安で、いつも困っているのかと思うと
両手で顔を覆って泣く姿に、私も泣けてしまった
あと、劇中で誕生日パーティーがあったり、キングとクイーンを選んでパレードするイベントがあったり
手を取り合ってダンスをしたり
楽しく観ていたが、こういう瞬間が人生の終盤、誰にもあって欲しいなと思ったら泣けた
