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画家と泥棒のyassoonのレビュー・感想・評価

画家と泥棒(2020年製作の映画)
3.8
ノルウェー在住の画家が、自分の絵画2点をギャラリーから盗み逮捕された男に興味を持ち交流を深め、信頼関係を築いていき、お互いの人生に影響を及ぼす…なんて不思議な物語。フィクションなのかノンフィクションなのか、区別しにくく、これどうやって撮ったの?と聞きたくなる。監督が全てを追いかけていったら、波乱の末に全く予想しなかった結末が撮れてしまった的な…。これをやるのを止めなかったボーイフレンドが凄いが、バルボラ・キシルコワという画家がどんな人なのか充分に理解しているからこその対応(というか止めても聞かないはずという諦め?)だろう。とにかく"行動"の人。実際に彼女の絵を見てみたくなる。

生きていくのはとてつもなく辛いけど、時にそれを凌駕する出逢いや驚きや発見や喜びがあり、その瞬間が辛さを乗り越えさせてくれる。その繰り返しを営んでいくのだろうなぁ(分かったような感想すみません)。
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