千里

マーベルズの千里のネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

MCU最新作ということでIMAXレーザーGT/テクノロジー3D字幕版にて鑑賞。チーム感の楽しさを味わう作品だった。

「キャプテン・マーベル」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「ワンダヴィジョン」「ミズ・マーベル」「シークレット・インベージョン」と、それぞれの作品の続編である本作。前知識としては最低限「キャプテン・マーベル」と「ミズ・マーベル」を観ていて、IWでサノスのスナップがあり世界中の半分の人たちが消えたこと、EGにて5年後に消えた人たちが戻ってきたこと、「ワンダヴィジョン」にてモニカが力を得たこと、を知っていれば楽しめるのではないかと。「シークレット・インベージョン」に関してはむしろ触れてると違和感があるくらいフューリーやスクラル人たちの描かれ方が違うので観なくていいかなと。

入れ替わりの設定を活かしたアクションが楽しい。最初は何が何だか分からず入れ替わりながら戦っていたところから、徐々に連携が取れていく過程も楽しい。あとアラドゥナにてキャロルの美しいドレス姿とダンスが見れたの良かった...あれは素晴らしい。あとカマラの「流石私の推し」って台詞めっちゃ好き 笑

今作はヴィラン側の気持ちがよく分かるように描かれていたけど、結局最後は自分本位の方向に行ってしまう辺りは残念だったな...。

あとは最後の別世界線との歪みを一瞬で理解して解決法を思いつくモニカとか、クリーがキャロルのせいで30年苦しんだ要因がモニカのアイディアとキャロルの力で一瞬で解決しちゃうとか、各惑星も復興し始めているという台詞だけの説明でアラドゥナのその後が何も描かれないとか、色々とご都合的なツッコミどころはありつつ。。

最後にカマラがフューリーポジでケイトスカウトしてるの笑った。キャシーも酢買うもと予定ということでヤングアベンジャーズなのか他の女性ヒーローチームなのか分からないけど今後が楽しみ。

そして一番テンションの上がったポストクレジットシーン。モニカのいる世界について個人的な考察をすると、老ハンクがいたこととチャールズが生きていたことからアース838ではなくて恐らく「X-Men : フューチャー&パスト」の幸せな未来エンドの世界のその後なのかな...?とエンドロールを見ながら「X-Men」シリーズの時系列と世界線について頭の中で整理していたのだけど、エンドロールの中にDAYS OF FUTURE PAST SCOREという表記があったことから、わざわざそこの曲(?)持ってきた辺りもその可能性高そうだなと。全く別の世界の可能性もあるけど、繋がってくれたら嬉しいなぁ。
千里

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