ラーチャえだまめ

マーベルズのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.5
『どうか落ち着いて、飲み込まれて下さい。』




【マーベルズ】!!!MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)も33作目……年取ったなぁ(泣)そんな帰ってきたハマならぬ「銀河の番長」ことキャプテン・マーベル!!「エンド・ゲーム」でサノスの母船を軽く玉砕し「守っているのは地球だけじゃない」と言い放たれた地球人の皆さまの“癖”がウズウズベキスタンしたとかいないとか“宇宙のアネゴ”の活躍を描く単独作第二弾……の前に


おおおおおおおーい!!!!「ドクター・ストレンジ2」で何のためらいもなくいきなりスカーレットウィッチが闇落ちした状態で登場して「???」となった“ドラマ未視聴者”様に今回「特大悲報」をお伝えしなくてはなりません……






「ドラマ勢」の“説明”ゼロ





何よりもまず一番衝撃的だったのがコレ。今回タイトルの通りマーベル“ズ”ということでキャプテン・マーベル=キャロル・ダンヴァースの他にポスターに思いっきり「主役です!」の顔で写る2人の新キャラ……モニカ・ランボー×ミズ・マーベル!!知ってます知ってます私はディズニープラスに魂を売った……あいや課金勢としてドラマを全部ではありませんが見ておりますので、今作に“何の戸惑いもなく”入り込めましたが…?ちなみにモニカ・ランボーとは1作目「キャプテン・マーベル」に登場したキャロルの親友マリアの娘で「ワンダビジョン」でなんやかんやあって超人になったオナゴ、一方ミズ・マーベル=カマラ・カーンに至っても「ミズ・マーベル」でアメコミオタのティーンがある日祖母の荷物から“バングル”を装着したことでなんやかんやあって超人n……その「なんやかんや」が知りたいんですよぉおお!!??___劇場で叫んでも無駄ですその辺りの“前情報”全部へし折られてますから〜!!残念〜!!!


確かに今回はMCUのどの作品よりも「ドラマ」との繋がり(ドラマのキャラが映画で主役張るんだから当然ちゃ当然)が強い作品だと“事前通知”くらいはされておりました、ただまさか彼女たちのバックストーリー(どうやって能力を得たのか等)の説明まで省くという、クモに噛まれる場面をすっ飛ばした「ホームカミング」流の「もう知ってるでしょ定期」の洗練を浴びせられるとは……しかも映画を知らんでも一般常識化しつつある蜘蛛男生誕祭とは違い、この2人に至っては失礼ながら日本ではドラマを見ていないと「この人たち誰?」状態に成りかねない程のマイナーキャラじゃないですか??故にせめてOPとかでサラッとお得意のカマラの描いたコミック調の絵でもって説明でもしてくれると思っておりました、これで105分の尺にギュッと収められたんだろうが、いよいよドラマ未視聴組を初めから乗船させる気すらないんだなと……


いやーマーベルスタジオも今回掛けに出たようですね。まぁ早い話がファンは課金しろやボケって話だと思うのですが(いや違う)



↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
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